薬院駅は、福岡県福岡市中央区白にある西鉄天神大牟田線の駅です。西鉄天神大牟田線と地下鉄七隈線、博多駅方面へのバス乗換え駅として機能するなど交通の結節点となってます。1927年6月1日 九州鉄道(現西鉄)薬院駅が開業しました。1927年3月26日に開業した九州水力電気(後の福博電車)城南線に接続されました。1968年 駅舎改築。1975年11月2日 西鉄福岡市内線城南線廃止され、1995年3月25日 福岡~平尾間の高架化工事完成に伴い高架化され、全列車の停車駅となりました。2015年時点の一日平均乗降人員は39,513人で、西鉄の駅では隣の西鉄福岡(天神)駅に次いで2番目に多いです。薬院の地名の由来は、かつて、外国から渡来してきた薬草を育てる薬草園があったことから薬院と呼ばれるようになりました。薬院駅およびエリアは、天神の約1km南西に位置し、福岡市の都心を形成する地域で、市内の副都心です。広義的に見た場合の薬院エリアには中央区渡辺通二丁目及び中央区白金一丁目付近が含まれることがあります。これは、白金一丁目に西鉄薬院駅及び地下鉄七隈線の薬院駅が立地していることに起因します。よって広義の薬院エリアには、城南線沿いを中心にオフィスビルが多く立地し、福岡市の中心業務地区を形成しています。