二日市駅は、福岡県筑紫野市二日市中央にある、JR九州鹿児島本線の駅です。二日市とは市場の事で、鎌倉時代に大勢の売り手と買い手が一所に集まって取引をしたことから市が始まり、その市を毎月、二のつく日に行うことから「二日市」と呼ばれるようになったのがその由来です。「二日市」の地名が最も古い記録に登場するのは1479年ですが、それ以前から市は行われていたと言われております。1889年12月11日九州鉄道が、二日市駅を開設したのがはじまりです。1926年11月に第61、62、63代内閣総理大臣であった佐藤栄作が駅長として着任した駅として知られております。JR九州における筑紫野市の代表駅で、普通・快速列車のほかに半数強の特急列車が停車する駅です。博多駅や佐賀駅などでは当駅に停車しない特急に関して「二日市には停車しません」と自動放送や発車標などで案内されております。駅周辺は、筑紫野市の官公庁、各種商業施設そして観光スポットが点在しております。