博多南駅は、福岡県春日市上白水にある、JR西日本博多南線の駅です。1990年4月1日博多南線開業によりJR西日本が開設しました。博多南線は山陽新幹線博多総合車両所への回送線を旅客線化したもので、博多南駅は博多総合車両所構内の西側にあります。発着するのは特急列車のみです。JR西日本管轄の駅では最も西に位置します。駅周辺のロケーションは、春日市と那珂川町の境界部に位置します。駅自体は春日市に属しますが、駅前の道路を渡った対面側は那珂川町になります。道路を挟んで向かい側に1階をバスターミナルとした多目的ビルがあり、駅とこのビルは連絡通路で直接結ばれています。周辺は開業当初は非常に閑静でしたが、その後は住宅・マンション・商業施設などの建設が急速に進み、現在も開発が継続しております。特に那珂川町側は、博多南駅前土地区画整理事業により、あたりが一変するほど区画されました。駅前ロータリーの周囲を、駅ビルと高層マンションが取り囲んであります。マンションの1F・2Fはテナントが複数入居しており、ロータリー内には医療ビルも建設されました。博多中心街への好アクセスにより、利用者も年々増加傾向にあるとされます。