福大前駅は、福岡市城南区七隈にある福岡市地下鉄七隈線の駅です。駅のシンボルマークは空港線・箱崎線のシンボルマークをデザインした西島伊三雄が2001年に死去したため、それ以前に描かれていた原案を元に、息子で同じくグラフィックデザイナーの西島雅幸が完成させました。モチーフは福岡大学の応援歌「七隈トンビ」に学生帽を付けたデザインです。2005年2月3日に開業し、2011年1月4日に福岡大学病院の新診療棟が完成し、それにより駅と病院とが直結しました。福岡大学と福岡大学病院に挟まれた市道鳥飼梅林線(城南学園通り)の真下に位置し、福岡大学の正門の最寄り駅で、その名の通り正門がすぐ隣です。2014年時点の1日平均乗車人員は6,313人で、年々増加傾向です。なお、七隈線の駅としては天神南駅、薬院駅に次ぐ第3位です。駅周辺は、学生街そして住宅街です。また、福岡大学とともに近くには市民体育館やスーパーマーケットなども立地しております。また、七隈線の開業により、天神・博多方面へのアクセスが良好となっております。自動車においては、福岡高速5号線・国道202号福岡外環状道路における唯一のトンネル部分となる福大トンネルがあります。